車窓を流れる日本の原風景

今こそ乗りたい九州観光列車7選[極上の鉄道旅でいざ九州へ]

極上の鉄道旅でいざ九州へ

車窓を流れる日本の原風景。

その眺めはどこか懐かしく、旅情をかき立てる。

目的ではなく、行程にこそ価値を求めるのが、列車の旅。

今こそ九州へ。

話題の食堂列車から地域色あふれる観光列車まで、

極上のエクスプレスが感動の出会いとくつろぎのひとときを乗せて走り出す。

九州おすすめの観光列車マップ

特急 ゆふいんの森

JR博多駅のホームの雑踏の中、重厚感のあるエメラルドグリーンの車両が入線すると、周りの空気が一変。乗客はもちろん、その場に居合わせた人たちはカメラやスマホを手にざわつき始める。被写体は特急「ゆふいんの森」。ひと際輝くメタリックなボディは、座席からの眺望を良くするために床を通常よりも高くしたハイデッカー構造。より広く、遠くまで、眺めを楽しむことができる。
博多駅から由布院駅へは1日2往復、別府駅までは1日1往復で毎日運行。大分が誇る温泉地、由布院まで約2時間、別府までは約3時間で結んでくれる。運行開始から四半世紀、スピードよりもリラクゼーションをコンセプトとし、リゾート特急として、今なお多くの人たちに愛されている列車だ。
車内は木をふんだんに用いたクラシカルな高級感。旅先に待ち受ける豊かな自然と洗練された文化、そして心からのおもてなしで癒す温泉郷をイメージしたもの。ボックス席のほか、ビュッフェフロアでは、地元の食材を使ったお弁当やスイーツ、飲み物などが提供される。車窓いっぱいに広がる森の息吹を感じながら、お酒を片手に、鉄道旅ならではの至福を心ゆくまで味わいたい。

温泉天国!別府温泉でも旅情あふれる温泉めぐり

観光列車 おれんじ食堂

九州エリアの中央部、新八代駅から川内駅までの西海岸を結ぶ観光列車「おれんじ食堂」。“走るレストラン”をコンセプトに、車両は鉄道デザイナーとして知られる水戸岡鋭治氏が、ホテルの寛ぎをイメージして車両をデザイン。海を眺めながら、沿線の新鮮食材を使った絶品料理と真心のこもったサービス、さらにアットホームな地元との触れ合いを楽しむことができる。
運行は金曜から日曜の週末と祝日の限定ながら、現在、全国から予約が殺到。運行からわずか2年半余りで、鉄道ファンならずとも知る憧れの観光列車となった。
朝、昼、夜、バーと楽しみ方は4種類。食を担当するのは沿線で活躍する名店だ。肉や魚はもちろん、野菜から果物、紅茶まで、コーヒー以外は地元産というこだわり。料理は車内のオープンキッチンで仕上げられ、温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま、抜群のタイミングでクルーがサービス。プロのサーブに加え、親しみある接客もまた美味しさのスパイスだ。
名物の途中下車にも工夫がいっぱい。特産品が並ぶ構内の手作りマルシェで、地元の人との触れ合い&お買い物。出発時は、各駅のスタッフ全員が一列に並んでお見送り。その姿に心まで動く。

途中下車のマルシェで触れ合い&お買い物

特急 指宿のたまて箱

鹿児島県薩摩半島、日本のハワイと称される指宿へと誘うのは、特急「指宿のたまて箱」。JR鹿児島中央駅から指宿駅まで乗車時間は約1時間と、鉄道旅としては短めながらも内容は充実。乗降口から驚きの連続、感動のサプライズが用意されている。
車両は指宿地域に伝わる竜宮伝説をモチーフにしたもの。日本人なら誰もが知る、あの浦島太郎の物語だ。車体は黒と白のツートンカラーで、車内は南九州の木材をふんだんに使いソファ席や回転席、本棚などを配置。海側を向いたキッズチェアなど、至る所に散りばめられた遊び心あふれるデザインは、水戸岡鋭治氏の作。中でも名物になっているのが、乗車時に吹き出す白い霧だ。乗降口がミストに包まれ、たまて箱から出た煙を連想。何とも洒落た演出である。
車窓からは海の風景、堂々とそびえる山容で異彩を放つ桜島。はやる気持ちを抑える間もなく到着だ。

太宰府観光列車 旅人

天神さまに願いを込めて 開運列車で太宰府観光

福岡を基盤とする西鉄沿線のさらなる活性化と、魅力向上を目指して誕生した太宰府観光列車「旅人」。開運への願いを意味する和文様をあしらった列車が、学問と至誠の神様をまつるパワースポット・太宰府天満宮へと導いてくれる。ちなみに1号車は縁結び、2号車は家内安全。竈門神社とのタイアップ「旅人で縁結び」など、願いを叶える企画も続々スタート。

SL人吉

力強く鉄路を駆け抜ける 九州で唯一の蒸気機関車

白煙と黒煙をたなびかせながら力強い鼓動を響かせて、熊本駅から人吉駅を約2時間半で結ぶ「SL人吉」。大正生まれの現役最古ともいわれる蒸気機関車を修復し、客車は工業デザイナー・水戸岡鋭治氏によってリニューアル。懐かしのSLが、展望ラウンジやライブラリー、ミュージアムを備える高級感のあるある客車を牽引し、変わることのない球磨川の原風景の中を走る。

いさぶろう・しんぺい

鉄道技術の粋を集めて 絶景の霧島連山をひた走る

吉松駅行が「いさぶろう」、人吉駅行が「しんぺい」で走る観光列車。肥薩線の通称・山線と呼ばれる区間をスローペースの1時間弱で結ぶ。名前の由来は、明治時代の鉄道の偉人たちにちなんだもの。ルートが険しい場所で用いられる鉄道技術のループ線やスイッチバックを使った壮大な峠越えとともに、日本三大車窓のひとつ霧島連山や桜島の風景を楽しむことができる。

特急 はやとの風

ノスタルジックな列車が歴史ある名駅舎へご案内

漆黒のボディが印象的な特急「はやとの風」。SLをイメージさせる力強い車体が、歴史ある肥薩線の名駅舎へと案内してくれる。見どころは、明治時代に建築された木造駅舎が今なお残る大隅横川駅と嘉例川駅。いずれも築100年以上の駅舎で登録有形文化財。窓を大きくとった展望スペースからは、霧島の山並みのほか、噴煙たなびく桜島の絶景が望める。

幻の豪華列車!8月に運行開始 JR九州「或る列車」

 もともと明治39年に計画があった客車「或る列車」の製造。当時、日本で最も豪華な設備を備えていた“幻”の列車が復活。8月8日に運行を開始した。車体は、鉄道模型の大家として知られる故・原信太郎氏の模型を元に、水戸岡鋭治氏、ドーンデザイン研究所が協力・設計・デザイン、「原鉄道模型博物館」の副館長を務める原健人氏が監修した。車内では世界的に評価の高い成澤由浩シェフがプロデュースした極上スイーツをコースで提供する。

 幕末から明治時代にかけて、日本の近代化に貢献した産業遺産群「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が、7月に世界文化遺産に登録。福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島、山口、静岡、岩手の8県11市にまたがる23資産からなり、軍艦島の名で知られる端島炭坑のほか、日本に西洋技術を伝えた旧グラバー住宅、日本の経済成長をけん引した三池炭鉱、明治を代表する土木港湾施設の三角西(旧)港など、近代重工業の礎を築いた歴史を今に伝える。また三菱長崎造船所や官営八幡製鉄所のように、現在稼働している施設も世界遺産に含まれるのは国内では初。遺産を守りつつ、街づくりに生かす取り組みにも世界からの注目が集まっている。

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