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千里浜でウミガメの産卵観察
  • アクティビティ

  • 観光

心に残る瞬間を目にしよう!

千里浜で貴重なウミガメの産卵を観察

豊かな自然に恵まれ、渓谷や森林が広がるみなべ町は、美しい海岸線を望む千里浜や、みなべ町のシンボルで、神鎮まる島と言われる鹿島などもあり、そこに住む人々や旅人の心を癒やしてくれます。そんな景勝地の千里浜は、ウミガメの産卵地としても有名。今回は、そこで見られる産卵の神秘や観察方法についてお伝えします。

ウミガメの産卵

風光明媚な熊野古道唯一の白砂青松の浜『千里浜』

千里浜は、熊野古道のなかでも唯一の白砂青松(はくしゃせいしょう)の浜を歩く道として知られています。山のなかを歩き続けたなかにあらわれる海辺の道は、熊野古道を歩む人々の心を潤してきました。木々に包まれるようにして広がる砂浜は約1.3km。自然のままの砂浜の美しさは『伊勢物語』や『枕草紙』にも登場します。

千里浜

千里浜/画像提供:みなべ観光協会

また、千里浜はウミガメの産卵地として知られています。日本で見られるウミガメは5種類で、産卵が見られるはアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの3種類と言われています。そのうち千里浜にやってくるのは絶滅危惧種と言われているアカウミガメです。

アカウミガメ

アカウミガメが産卵の場所に選ぶ自然の美しさ

アカウミガメは、食べものがとれる美しい砂浜で産卵するのですが、昨今の環境破壊などで、そのような砂浜が失われてきており、砂浜に上陸して産卵する姿は徐々に減ってきています。月の光と人口の明かりを間違えて海に帰るまえに息絶えてしまったり、海に漂流するプラスティックを餌と間違えて食べてしまったりするなどのさまざまな問題で、絶滅の危機に追いやられています。本当に心が痛む話です …。

そんなアカウミガメの産卵が、その産卵密度の高さから、日本では多く見られるといわれる千里浜は、海の生き物たちによって証明された美しい砂浜だと言えます。

その貴重な自然環境を守るために、複数のボランティア団体が交代で夜の千里浜の見守りや保護活動を行っています。千里浜がアカウミガメの産卵地であることを知らずに花火などの遊びをしている人がいると、声をかけて自粛を促したり、産み落とした卵が順調に育つための保護もしたりしています。そのような自然環境を守る人たちがいるからこそ、アカウミガメが産卵できる環境を現在まで残されてきたのです。

ウミガメ

アカウミガメの産卵の神秘

産卵のシーンは、毎年5月下旬~8月頃の夜のあいだに見られます。周りの気配に注意しながら海から顔を出してやってきたアカウミガメは、産み落とす卵が水に浸かって死んでしまわないように、高潮線よりも高いところにある砂地を目指して上がってきます。

アカウミガメ

命の危険を冒して懸命に砂浜に上がってきたアカウミガメは、約1時間~2時間ほどかけて産卵を行います。ウミガメは、危険から身を守るために優れた感覚を持っており、もし陸に上がる途中で光や音、においなどに異質なものを感じると海に戻って行ってしまいます。また、上がってきた場所が岩場だったり、掘り始めた場所に卵が収まるような穴が掘れなかったりした場合も、海へと引き返していきます。

しかし、陸に上がって順調に場所が決まると、穴を掘って産卵の準備に入ります。まずは自分の身体が隠れるぐらいの穴を彫り、続いて後ろ足を使って卵が入るぐらいの空間を掘っていきます。

ウミガメ

そして、その後産卵に入ります。産み落とされた卵は白く、ピンポン玉ぐらいの大きさで弾力性があります。無事に産卵を終えたアカウミガメは、卵を産んだ場所を砂で埋めて、場所が分からないようにカモフラージュしたら海へ戻っていきます。

命懸けで陸に上がってきたアカウミガメが、砂のなかに身体をうずめて手足をバタバタさせながら必死で卵を産み落とす姿は、とっても感動的で生命の神秘を感じます。また、その様子を静かに見守る雄大な海とおだやかな波の音に包まれ、何とも言えない気持ちになるでしょう。

こうして産み落とされた約100個ほどの卵も、ほかの生物たちに狙われるなどして、成長するまで生き残れるのはほんの1割ほどと言われています。

そんな低い確率のなかで大切に引き継がれていく命のバトンを後世に残すためにも、産卵に適した千里浜の環境は大切に守っていきたいですね。

産卵シーズンにはガイドによる案内も受けられます

では、どうすればそんなウミガメの産卵が観察できるかですが、まず、ウミガメの産卵をみたい方は、みなべ町教育委員会に申し込むことが必要です。こちらはツアーではなく観察に対する許可ですので、集合や解散はそれぞれの自由です。6月になると、保護・調査のボランティアが観察のガイドもしてくれますので、その案内に従っていくとスムーズに観察できるでしょう。

観察にあたって、産卵するまでは近寄らない、ライトを照らさないなど、アカウミガメがおだやかに産卵できるための観察のルールも設けられていますので、申し込みと同時に必ず確認しておいてください。

ガイドによる産卵観察の案内

開催時期

6月~8月上旬頃

集合時間

21時

住所

和歌山県日高郡みなべ町山内259(千里観音境内)

アクセス

Hotel & Resorts WAKAYAMA-MINABEよりお車で約10分 徒歩で約30分

電話番号

0739-74-3134(開園期間中のみ:0739-74-3464)

お問い合わせ先

みなべ町教育委員会 教育学習課(営業時間:平日8:15~17:15)

公式サイト

千里浜やガイド付きの案内が受けられる観察会の集合場所「千里観音」は、当ホテルからも車ですぐの場所にあります。ウミガメの産卵観察は夜の時間になりますので、当ホテルで和歌山の山海の幸を味わったあとでゆっくり向かえることと思います。

また、ホテルには静かな波音に包まれた海の見える温泉露天風呂もありますので、観察後にゆっくり浸かりながら、ウミガメの神秘的な産卵を思い返すのも良いですね。

千里浜やウミガメだけでなく、和歌山みなべの魅力を知りたいときには、ぜひスタッフにお声かけください。

※時期による変更の可能性もありますので、正式な開催の有無と申込みの手順などの詳細はお問い合わせ先にご確認ください。