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四国で唯一、ユネスコ世界ジオパークに認定された「室戸ユネスコ世界ジオパーク」は、Royal Hotel 土佐より車で約70分の高知県室戸半島に位置します。室戸半島周辺には、地球の地殻変動を間近で見れる海岸線エリアをはじめ、弘法大師ゆかりの地や日本最大級のレンズを備えた灯台など、見どころや名所がたくさんあります。アートのように美しい自然が広がる室戸の魅力をたっぷりご紹介します。
ジオパークとは、 地球や大地を表す「ジオ:Geo」と公園の「パーク:Park」を組み合わた言葉で、地層・岩石・地形・火山・断層など、その土地の地質遺産が世界的に価値のあるものとして認められ、地球と人間のつながりを体感できる地域や場所のことをさします。
太平洋に向かって大きな岩礁が突き出た、大自然の迫力を間近で感じられる灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)。この場所はかつて弘法大師空海が灌頂(仏と縁を結ぶ儀式)を行ったと伝えられる浜です。乱礁遊歩道も整備されているので、この土地ならではの地形の成り立ちや歴史を肌で感じながら歩くと、また違った見方ができるのではないでしょうか。
タービダイトは、砂や泥が幾重にも積み重なることで形成されました。約1,600万年前は深海にありましたが、プレート運動によって少しずつ隆起を続け、現在の姿となっています。室戸では今もまだダービダイトが1,000年あたり1~2m程隆起し続けています。
灌頂ヶ浜(かんじょうがはま)
所在地 | 〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町 |
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TEL | 0887-22-0574 (室戸市観光協会) |
アクセス | 徒歩:高知東部交通バス停「室戸岬」 下車、乱礁遊歩道を徒歩約3分 車:高知道南国ICから国道32・55号経由約100分 |
定休日 | 無休(見学自由) |
道路沿いに面した場所にある「御厨人窟(みくろど)」は、1,200年前の平安時代、青年時代の弘法大師が悟りを開いたといわれる洞窟です。この場所には2つの洞窟があり、向かって左側には、大師が寝起きしたと言われる御厨人窟、右側には、大使が御修行の場として使ったといわれる神明窟(しんめいくつ)があります。どちらも数千年前には波打ちぎわにあり、波の侵食によってつくられた洞窟です。洞内には五所神社と呼ばれる社があり、この場所から見える空と海の風景に感銘を受けたことから”空海”という名前をつけたといわれています。
“法性の室戸といえば我が住めば 有為の浪風よせぬ日ぞなき”この歌は、当時の苦行を歌ったもの。弘法大師も聞いたであろう御厨人窟の波音は、「日本の音風景100選」に選ばれています。
御厨人窟(みくろど)
所在地 | 〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町4030 |
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TEL | 0887-22-0574 (室戸市観光協会) |
アクセス | 徒歩:高知東部交通バス停「岬ホテル前」 下車、徒歩約5分 車:高知道南国ICから国道32・55号経由約100分 |
定休日 | 外観見学のみ見学自由※落石の恐れがあるため内部への立入りは禁止になっています。 |
中岡慎太郎は、現在の安芸郡北川村の生まれで、坂本龍馬と共に薩長同盟をなしとげた幕末の志士です。慶応3年11月15日(1867年)京都河原町の近江屋で刺客に襲われ、龍馬とともに落命。この時、慎太郎は満30歳。この像は昭和10年安芸郡青年団が主体となって建てられました。室戸岬の先端で太平洋を見据えるように建っています。
中岡慎太郎像のすぐ横にある階段を上ると室戸岬展望台が現れます。その場所は「恋人の聖地」にも認定されており、晴れた日には遥か遠くまで続く美しい水平線を眺めることができます。
中岡慎太郎像(なかおかしんたろうぞう)
所在地 | 〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町6939-4 |
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TEL | 0887-22-0574 (室戸市観光協会) |
アクセス | 徒歩:高知東部交通バス停「室戸岬」 下車、徒歩約1分 車:高知道南国ICから国道32・55号経由約100分 |
定休日 | 無休(見学自由) |
紺碧の海に映える白亜の灯台は、雄大で美しい大海原を望むビューポイントとして「日本の灯台50選」にも選ばれた人気のスポットです。直径約2.6mの大迫力のレンズは日本有数の大きさを誇り、光達距離は約49kmと日本一です。太平洋の水平線に沈む夕日は大変美しく、恋人の聖地にも認定されています。
毎年11月1日に近い土・日曜日に開催される室戸岬灯台まつりでは、普段は立ち入れない灯台内部を間近で見ることができます。その他にもお寺でのライブや出店など、様々なイベントも催され、室戸の魅力をたっぷり感じられるおまつりとなっています。
室戸岬灯台(むろとざきとうだい)
所在地 | 〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町 |
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TEL | 0887-22-0574 (室戸市観光協会) |
アクセス | 徒歩:高知東部交通バス停「室戸岬」下車、へんろ道を登って約20分~30分 車:高知道南国ICから国道32・55号経由約100分 |
定休日 | 外観見学のみ見学自由 |
室戸岬灯台から遍路道を下ってすぐの「最御崎寺(ほつみさきじ)」は、修行の道場とされる土佐で最初の霊場で、四国八十八箇所霊場の第二十四番札所にあたります。大同2年(807年)に弘法大師空海の開基によると言い伝えられており、本尊は虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)で秘仏となっています。室戸岬では東西に対峙している第二十六番札所の金剛頂寺を西寺(にしでら)と呼ぶのに対し、最御崎寺は東寺(ひがしでら)の愛称で親しまれています。
本堂のすぐ横にはくわずいも畑があります。その昔、空腹に耐えかねた空海が村人に芋を所望しましたが「この芋は食べられない」とウソをつかれました。その後、その芋は本当に食べられなくなったと伝えられています。
小石で鐘石(かねいし)を叩くとカーンカーンと金属音のような高音を発し、耳の奥までじわじわと伝わります。この響きは冥土まで届くといわれています。
土佐藩二代目藩主山内忠義公により寄進されました。昭和59年に新しい鐘楼堂が建立され、現在は使われていません。
仁王門には表と裏に仁王像が2対立っています。
空海の自刻といわれるご本尊の虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)は秘仏です。
本堂裏には霊宝殿、聖天堂、護摩堂などが並びます。
第24番札所 室戸山 明星院 最御崎寺(ほつみさきじ)
第24番札所 室戸山 明星院 最御崎寺(ほつみさきじ)
所在地 | 〒781-7101高知県室戸市室戸岬町4058-1 |
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TEL | 0887-23-0024 |
アクセス | 徒歩:高知東部交通バス停「室戸岬」下車、へんろ道を登って約20分~30分 車:高知道南国ICから国道32・55号経由約100分 |
「室戸世界ジオパークセンター」は、最新情報をもとに周辺の観光案内情報や室戸ユネスコ世界ジオパークの楽しみ方などを、分かりやすく紹介してくれる施設です。館内には、ジオパーク体感映像コーナーや、室戸の伝統文化の紹介コーナーなど、見どころもたくさんあります。
室戸世界ジオパークセンター
室戸世界ジオパークセンター
所在地 | 〒781-7101 高知県室戸市室戸岬町1810-2 |
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TEL | 0887-22-5161 |
アクセス | 徒歩:高知東部交通バス停「室戸世界ジオパークセンター」 下車すぐ 車:高知道南国ICから国道32・55号経由約100分 |
営業時間 | 9:00~17:00(年中無休) |
「安芸グループふぁーむ」では、地元産の素材にこだわり、手づくりの良さを最大限に引き出したアイスやクッキー、パウンドケーキなどの製品が販売されています。中でもイチオシは「焼きナスのアイス」。ナスの生産量全国1位の高知県ならではのご当地アイスです。
安芸グループふぁーむ
安芸グループふぁーむ
所在地 | 〒784-0032 高知県安芸市穴内乙685-2 |
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TEL | 0887-35-2620 (室戸市観光協会) |
営業時間 | 9:00~18:30(4月~9月) 9:00~17:30(10月~3月) |
定休日 | 年末年始 |
「赤野自転車道休憩所」は琴ヶ浜を一望できる高台にあります。霧がかった海に差し込む夕景は息をのむほど美しく、ビュースポットとしても人気の場所です。休憩所の建物は、安芸市の特産品のナスがモチーフになっています。また安芸市出身の作曲家 弘田龍太郎さんの「雨」の歌碑が入口近くに建てられています。
赤野自転車道休憩所
赤野自転車道休憩所
所在地 | 〒784-0033 高知県安芸市赤野甲 |
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TEL | 0887-35-1122(安芸市観光協会) |